・日本一周終盤に24時間をやって
僕の記録は今現在(2017/07/27)の最高記録です。
やりきった時に思った事は「ドえらいモン背負っちゃったな…」でした。
1位になるぞ!と思っていたけど、そこからどうするのか?どうしたらいいのか?
を一切考えてなかったです。
でも、今は人生の先輩と話して導き出した答えはこの一言です。
『礎の1つに仲間入りした』
僕の知る限りでは15年に始まったんですが、それに刺激を受けていろんなチャリダーが挑戦してきました。
勢いや気力、根気だけでなく戦略が大きなカギを握るこのチャレンジ。
先人の方々が得た情報を元に分析・対策をしていった結果です。
その意志を背負いは出来ません。
ですが、その意志を次世代に継ぐバトンになれた事はこれ以上ない程の誇りと喜びを与えてくれました。
もしもこの記事を読んでいる現チャリダー、未来のチャリダーさん
僕の記録を打ち破ってください!
己に打ち勝つのも大きな成長ですが、他者に勝つことも大きな成長だと思います。
チャリダー界隈という狭い世界では僕が現トップです。
それに慢心するより、今後のチャリダーが成長する踏み台の一つでありたいのです。
1kmでも1mでも1mmでも良いです。打ち破ってください!
自分の事のように一緒に喜ばさせてください。
・エピローグでプロローグ
なんとなく「職場と家のループで、稼ぎも少ない。家庭を持たずに1人寂しく死にゆっくりと進んでゆくだけの人生かもね」
なんて自嘲しながら東京で働いてた頃、僕を乗せた電車は1台の積載車を追い抜かしていった。
なんでもない日常の1コマ、僕とは無関係な別世界の他人が魅せたその姿は変化の乏しい日々に疲れた僕の心には何一つ響いちゃなかった。
地元に異動になって、専門学校時代の友人のアッシー君で来た自転車屋さん。
暇つぶしにたまたま見たカタログにグレートジャーニーが写っていた。
それに乗って世界を旅する人の写真と共に。
砂埃やマシントラブルで汚いはずなのに…薄汚いバッグを付けてるのに…
その自転車は乗り手が過ごした時間に輝きを与えたようだった。
『彼はきっと幸せだ』
東京で見た彼の姿を思い出し、僕はもう予約をしていた。
どの時が僕の変化なんでしょうか?
東京?
友人?
カタログ?
その3つ以外も僕をこの世界に引き合わせた”何か”は沢山あって、その総て否定しちゃいけない気がする。
その友人とは今じゃ疎遠になっちゃったけどね。
じゃあ、僕が主役の物語はここで終わり。
僕は僕のペースで全国で貰った恩義をゆっくり返します。
どこか未来の旅人のブログやSNSで会えたら幸いです。
毛ン
O TU KA RE SA MA !!
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